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『性器ヘルペスのアシクロビル治療に伴うGuanosine-string変異の誘導の特徴』

岡山コンベンションセンターにて2016年12月3日~4日 日本性感染症学会 第29回学術大会が開催されました。
 
一般演題で口頭発表を行いました。
 
演題(O-55)は、性器ヘルペスのアシクロビル治療に伴うGuanosine-string変異の誘導の特徴
 
発表者(演者)は北陸大学薬学部生命薬学講座の大黒 徹先生。
 
①北陸大学薬学部生命薬学講座の大黒 徹教授
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共同演者は本田まりこ(まりこの皮膚科)、西澤美香(帝京大学医学部付属溝口病院)
川名尚(帝京大学医学部付属溝口病院)、尾上智彦(東京慈恵会医科大学皮膚科)
松尾光馬(東京慈恵会医科大学皮膚科)、尾上泰彦(宮本町中央診療所)
長谷川ともみ(富山大学医学部看護学科母性看護学)
白木公典(北陸大学薬学部 生命薬学講座)
私は共同演者の一人ですが、この研究に参加いたしました。

②第29回学術大会誌

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この研究の目的は2006年に性器ヘルペス再発抑制療法が保険適応を受け、
本邦では約10000人がその治療を受けています。
長期に抗ウイルス薬を服用するため、耐性株の出現が懸念されます。
単純ヘルペスウイルス(HSV)のアシクロビル(ACV)感受性
と耐性株の頻度とその変異の特徴について検討しました。
 
発表要旨は下記に写真で示します。

③第29回学術大会誌 一般演題O-55 277頁

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④共同演者:長谷川ともみ先生と共に
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2016年12月06日

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