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ガチフロキサシン販売中止!9月30日

『ガチフロキサシン販売中止!9月30日』

 
尿路感染症・呼吸器感染症などに対して使用されているニューキノロン系経口抗菌薬のガチフロキサシン(商品名:ガチフロ錠)が、2008年9月30日をもって自主的に販売中止となることが決まった。
糖尿病患者に投与できないことや血糖値異常の周知徹底の困難さ、米国市場からの撤退、同様の抗菌力を持つ類薬の登場などがその理由とされています。
しかしながら突然のNEWS報道で現場の臨床医の衝撃はかなり大きいものと思われる。
杏林製薬(製造販売元)の親会社であるキョーリンと、販売元の大日本住友製薬が2008年9月30日発表したもので、キョーリンによると、今後、同薬の回収は行わないが、返品には応じるという。

 
性感染症であるクラミジア感染症の治療薬として、クラミジア菌の消失率が100%であるということで臨床医から高い信頼性を得ていた。市場から無くなることは、同様の抗菌力を持つ類薬があるとはいえ、患者にとっても大きな損失である。
真に残念である。


2008年10月03日

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